子供の口腔崩壊

不況の影響で家庭の収入が減り、虫歯の治療に行くことができず、歯が抜け落ちるなど、子どもの「口腔崩壊」が問題化しているという。東京のある歯科医が、口腔崩壊の子どもの家庭に経済状況を確認したところ、半数が生活苦を訴え、3割が失業中もしくは1人親だったようだ。ブロガーの間からは「親の経済状態で虫歯治療を受けられない時代なのか」「親はもっと子どもの歯に関心と責任を持つべき」など、さまざまな声があがっている。

「学校でも虫歯の治療を促す指示書をもらってきたら、必ず歯医者に通わせていたのですが、それさえもできない家庭があるというのは問題」と語るのは『悪がき日記』のブロガーだ。知識のない子どもに、口腔崩壊などのしわ寄せが行くのを避けるためにも、子ども手当てではなく、子どもの医療にこそお金をかけるべきなのでは？と述べている。

それに対し、「なんでもかんでも貧困で片付けるな」「経済的に医療費にお金を使えないのであれば、尚の事、虫歯予防をすべき」と親の怠慢を指摘する声も聞かれる。「キチンと歯磨きしてたら虫歯になりにくい。歯磨きのしつけもできず、飯を作らなくても菓子を与える親が増えただけ」という意見も、あながち間違いではないかもしれない。
リンク: 不況が原因？子供の口腔崩壊 - ココログニュース

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タグ：医療